開放型冷却塔は、冷却水を蒸発させて、冷却水を冷やすのが目的です。
水が蒸発するには、外気温度と相対湿度が密接に関係します。このCT-OPTコントローラは、外気温度と相対湿度から冷却される水温を計算し、
所定の温度まで水温が下がれば、冷却塔ファンの回転数を下げ、省エネを図ります。 年間を通じてCT-OPTを使用すると60%から80%の電力の削減が図れます。
冷却水ポンプは、冷凍の負荷が最大の時を条件に選定されています。冷凍機は、通年100%の負荷で運転されることは無く、大半が部分負荷で運転されています。
CT-OPTは、冷却塔ファンの制御と同時に冷却水ポンプの省エネを図ります。外気温が特別高い真夏を除けば、30%から60%の省エネが可能です。春季や秋季には、大幅な省エネが行われます。